サーフィンに興味をもったあなたは、サーフィンに関する情報をどの様にして収集していますか?
YouTubeチャンネルで動画を観たり、サーフィン情報サイトでの情報チェック、気になるサーファーのインスタグラムをチェックしているかもしれません。
でもサーフィン雑誌の中の1枚の写真や1つの物語の方がよりサーフィンを感じることができます。
そんなサーフィンのバイブルとしての雑誌「ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版」を紹介します。
この雑誌はスポーツやレジャーとしてのサーフィン、たとえば最新の道具レビューや最新のコンテスト結果、技術的なハウツーなどの記事は書かれていません。
米THE SURFER’S JOURNAL発行人のスティーブ・ペズマンが日本語版創刊によせて下記のように語っています。
長い人生の中で純粋にサーフィンを続けるサーファーたちのために、読者の立場に立って精神性と知性を探求してきた雑誌
「ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版 創刊によせて」より
この雑誌(雑誌というより写真集といった方が近いです)は海でがむしゃらにサーフィンしているお子さまにはまだ早いです(笑)
僕ら世代の心に余裕があり、違いがわかる大人の向けの雑誌となっています。
この雑誌を読めば、あなたも本物の”SURF CULTURE”を感じることが出来るでしょう!
THE SURFER’S JOURNAL
THE SURFER’S JOURNAL は1992年にカルフォルニアのサンクレメンテでペズマン夫妻により創刊されたサーフィン専門誌です。
“波に乗るという行為を芸術的に考察する“という独自の視点で作られており、世界で最も信頼されるサーフィン専門誌と呼ばれています。
雑誌のキャッチフレーズは People、Culture、Travel、Art です。

ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版
2011年4月よりオリジナルの完全日本語版として創刊され、今年10年目となります。
隔月刊となっており、奇数月の15日が発売日です。

ちなみに本国以外での発行はフランスに続き2カ国目となっています。
本国の記事の翻訳版に加えて、日本版独自のコンテンツも加えられています。この日本独自のコンテンツも本家の記事に負けない位に毎号魅力的です。
この雑誌の特徴的なことは下記の3点です。
- 芸術性が高く美しい写真
- カルチャーとしてのサーフィンを感じられる記事
- 魅力的なサーフトリップ記事
芸術性が高く美しい写真
ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版(以下 TSJ日本版)では表紙に余計な記事紹介のキャプテンは一切ありません。写真の個展で飾ってあってもおかしくない非常にクオリティの高い写真が使用されています。
裏表紙も通常は広告がのっていますが、こちらも美しい写真です。
毎号カメラマンやアーティストが取り上げられ、芸術性の高い美しい写真が数多く使用されており、写真を観ているだけでも飽きません。
カルチャーとしてのサーフィンを感じられる記事
毎号、魅力的な人々のストーリーが語られます。
それらの人々のストーリーがサーフィンの歴史を作り出しています。歴史の積み重ねがサーフカルチャーをかたちづくります。
TSJ日本版の記事を読むということは、サーフィンの歴史や文化を学ぶことと同じです。
そういったサーフィンの背景を知ることで、よりサーフィンに興味をもてると思います。
また、各記事は時代を超えたものとなっており、いつ読んでも違和感なく読むことができます。
魅力的なサーフトリップ記事
サーフィンはトリップと切っても切り離されないですね。
TSJ日本版でも毎号かならず海外でのサーフトリップ記事があります。
トリップではなくても、その地でのサーフィンの歴史についての記事があり、いつかは自分も行ってみたいという夢が広がります。
やはり、サーファーの永遠の夢は仲間だけでいい波をシェアすることですよね。
所有したくなる雑誌
また、TSJ日本版は他のサーフィン雑誌とは異なり所有し収集したくなります。
本の作りは写真集かと見まがう程の高品質の紙に最高技術で印刷されており、製本は背表紙がある「無線綴じ」で製本され高級感があります。
背表紙にはタイトルと号数が印刷されており、背表紙があることにより、本棚に入れた時に見付けやすく整理も楽です。また、平積みでは崩れにくく、横からタイトルが確認もできて便利です。毎号背表紙の色が異なっており本棚に保管していても絵になりますね。

また、フランス製本という表紙が長くカバーのように内側に折れており、表紙とカバーが一緒になったような装丁となっており、長年読んでも表紙がへたることはありません。


YouTubeチャンネル
TSJ日本版のチャンネルではありませんが、作家でもありラジオDJでもある日本版のマネージング・ディレクターであるジョージ・カックル氏は今年の7月よりYouTubeチャンネル「ジョージ・カックルのLazy Days」を開設されています。

雑誌のイメージはとうってかわって、とても明るくて魅力的な人です(笑)
投稿の中で、日本版の編集長・副編集長も登場して(投稿時の)最新号に関して熱く語っています。
雑誌「ザ・サーファーズ・ジャーナル 日本版」の魅力について【サーフィン】
ゲスト:ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版 編集長:井澤 聡朗
*2020年7月15日発売 10.2号
ザ・サーファーズ・ジャーナル 日本版、最新号発売記念。副編集長のオススメは?【サーフィン】
ゲスト ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版 副編集長:高橋 淳
*2020年9月15日発売 10.3号
購読方法
「ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版」は一般の書店では扱っていませんので、基本は富士山マガジンサービスでの定期購読となります。
定価は1冊2,090円(税込)税抜だと1,900円です。
月額払い(1冊単位での購入)でも20%オフの1,672円(税込)で購入できますが、おすすめは1年間の定期購読です。その場合、27%オフの9,154円となり、1冊あたりは1,526円(税込)、2年の定期購読の場合、30%オフの17,551円(税込)で1冊当たりは1,463円(税込)となります。
割引率 | 合計金額(税込) | 1冊当たり単価(税込) | デジタル版の購読 | |
定価 | なし | 2090円 | 2090円 | X |
定期購読月払い | 20%オフ | – | 1672円 | X |
定期購読1年(6冊) | 27%オフ | 9154円 | 1526円 | ○ |
定期購読2年(12冊) | 30%オフ | 17551円 | 1463円 | ○ |
さらに年単位での購読の場合、「自宅にお届けする雑誌」に加えて「PC、スマートフォンで見るデジタル版」の購読も可能となります。
*デジタル版は2015年4月10日発売号 24.1号(日本版5.1号)から閲覧可能
また、現在初回の購入時は500円オフとなります!
まず、1年(6冊)購読してみて下さい。
(なお、注文時は継続購読にチェックが入っているので外しておきましょう!)
購読期間が終わる頃にはあなたも一端のサーフィン通になれます。
購読するとサーフィンは上手になるかって?
サーフィンは自分なりのペースで楽しめばいいんです!
デジタル版(過去のバックナンバー)で僕がおすすめする記事
1年の定期購読の場合、過去のバックナンバーも閲覧できます。僕のおすすめする記事です。
2017-02-10 発売号 (Volume25Issue6)(日本版6.6号)
「DOING YOUR BEST ISN’T ENOUGH サーフィンって、なんだろう?」
スタイルを問わない、10点満点の矛盾。
現在は休刊中ですが、「F+ Magazine」の編集長 つのだゆきさんがサーフコンテストに関して語ります。
F+DIGITALのNEWSに投稿された記事は下記から
2016-10-10 発売号 (Volume25Issue4)(日本版6.4号)

Look at John John!
「ジョン・ジョンを見ろよ!」
実に32ページに及ぶ ジョン・ジョン・フローレンス特集!
特集のタイミングもジョン・ジョンが初のワールドタイトルを獲得する直前!
ザ・サーファーズ・ジャーナルも特集せざろう得ない位のジョン・ジョンの活躍の程が伺えます。
下記の動画は記事内でも取り上げられており、ジョン・ジョンが監修も手掛けているシグネチャームービー「View From A Blue Moon」の予告編です。
2016-08-10 発売号 (Volume25Issue3)(日本版6.3号)

「ベースが鳴り響くとき」
木工室からヒップホップまで…、ショーン・ステューシーの半生。
ストリートブランドとして超有名な「STUSSY(スチューシー)」を作った人は、もともとサーフボードシェーパー(サーフボードを削る人)だと知っていました?
ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版 取扱店
TSJ日本版は一部のサーフショップでも購入可可能です。
逆に「ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版」を扱っているかいないかでそのサーフショップの品格がわかりますね!
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