サーフィンで副業も?ジャッジの資格を取得することによる5つのメリット

コラム
スポンサーリンク

サーフィンが趣味の人で「サーフィンでお金を稼ぐ」にはどんな方法があるでしょうか?

思いつくのはプロサーファーショップ経営シェイパーYoutuberでしょうか?

実は「公認ジャッジ」の資格を取り、大会でのジャッジを行うことによりジャッジの対価を得ることができます。

この記事では、僕が「NSA公認ジャッジ(D級)」のライセンスを取得した際の話や公認ジャッジになって初めてコンテストでジャッジした際のことを説明したいと思います。

スポンサーリンク

サーフィンコンテストでの勝敗のつけ方

サーフィンのコンテストはフィギアスケートや体操競技と同じ採点競技で、各ヒート(2名~4名程度で1ヒート12分~30分程度)で選手のライディングを10点満点で採点しそのヒートで最も得点の高かった2本のライディングでの合計得点で勝敗をつけます。

通常、採点は1名のヘッドジャッジと5名のパネルジャッジとで採点します。

パネルジャッジは実際にジャッジが各選手のライディングを採点し、ヘッドジャッジは各パネルジャッジの採点の見解を取りまとめます。

また、パネルジャッジが採点した得点の最大値と最小値はカットされ残る3名のパネルジャッジの得点の平均がその選手のライディング得点となります。

*ローカルコンテストの場合は通常、パネルジャッジ3名+ヘッドジャッジ1名で採点されます。この際はパネルジャッジの最大、最小採点のカットはありません。

NSA公認ジャッジ

NSA公認ジャッジはどうすれば取得できるのでしょうか?

ジャッキライセンスとは?

NSA公認ジャッジとは日本でサーフィンの普及に関する活動を行っている日本サーフィン連盟(NSA)が公認するジャッジライセンスで、年に1回 日本サーフィン連盟が「公認ジャッジ資格試験」を行っており、この試験に合格するとNSA公認ジャッジになることができます。

公認ジャッジはサーフィンコンテストで競技の審査、勝敗を決める役割を担います。
当連盟の主催大会、公認大会では原則当連盟の公認ジャッジが審査を担当します。また、支部大会やサーフショップの大会など国内で開催される多くのコンテストで当連盟の公認ジャッジが活躍しています。
当連盟では20歳以上のサーフィン、ボディボード経験者を対象に公認ジャッジの資格認定試験と定期講習を実施しています。
公認ジャッジにはA級~D級の4階級があり、現在約1500名の公認ジャッジ資格者が活躍しています。

NSA公認ジャッジ「資格について」より

公認ジャッジはA級~D級の4階級があり、最初は一番下のD級からスタートします。

ちなみにNSAとは別にISA国際ジャッジのライセンスもあります。NSAのジャッジの基準も国際基準にのっとっているのですが、ISA国際ジャッジライセンスを取得するとISA(国際サーフィン連盟)主催の大会でのジャッジも行えるようになります。

ジャッジライセンスを取得する

公認ジャッジ資格試験は年1回秋に全国5会場(東北/東京/大阪/日本海/九州)で行われ、筆記と集計、映像の問題が出題されます。また、問題は各クラスとも共通で合格の基準点数が異なります。

ちなみに私が住む九州での試験会場は福岡県と宮崎県で代わる代わる開催されています。

ジャッジ資格試験に申し込むとテキストが郵送されていきます。

テキスト

「筆記問題」は、そのテキストの中から出題されるのでテキストを熟読すれば問題ありません。

「集計問題」は、実際の大会でジャッジが各ライディングを記入した「ジャッジペーパー」の集計方法がテキストに説明されているので、その通りに集計すれば問題ないです。

一番難しいのが「映像問題」です。得点の配点も一番高くなっています。

基本的に前年に開催された全日本選手権大会での実際の映像をもとに得点を記入していきます。最初に基準としてライディング後に実際の得点もでてくるので、それを基準に問題のライディングに対して自分で得点を付けていきます。

テキストにはこのようなライディングには何点というような基準が説明されているので、それをもとに各ライディング映像をみて実際にジャッジしていきます。

2019年秋季公認ジャッジ資格試験 問題1 解説(日本サーフィン連盟 HPより)

採点した点数が模範解答の点数に対する所定の範囲内にあれば点数をもらえます。

認定ジャッジの資格はサーフィン/ボディーボード共通なので、試験もサーフィンのショートボードとロングボード、ボディーボードも採点しなければいけません。

勉強時間

筆記と集計に関しては、ほぼ一夜漬けでした。極端に難しくはないと思うので事前にテキストに目を通してネットに上がっている前回の問題を復習していれば大丈夫ではないかと思います。

映像に関しては、ライディング映像を見慣れていないと難しいと思いました。

僕自身コンテストシーンも結構好きで雑誌で記事を読んだり、日本のプロリーグ(JPSA)のコンテストや海外のコンテストはインターネット配信でまめに観戦していたので、ライディングに対して自分なりに採点する事自体は慣れている方だと思うのですが、ライディング映像も波のコンディションが結構しょぼかったり、ボディーボードとかは普段馴染みがなかったりするので採点には結構悩みます。

ある程度、テキストに書いてある内容を実際の映像として理解しないといけないと思いました。

幸い僕は1回でD級の試験に受かりました。D級だと響きも悪いので(笑)C級できればB級までは取得したいですね!

合格ラインは100点満点中D級で70点、C級が75点、B級が80点、A級は85点です。

筆記と集計は勉強すれば問題ないのでC級以降を受かる鍵は映像問題でどれくらい正しくライディングを採点できるかとなります。

費用

受験料は講習会の受講と資格試験合わせて6,600円です。

3年に1回更新の為の講習を受ける必要があります。(講習と更新料で6,600円)

僕は次回はC級の試験を受ける予定です。(試験に落ちたとしても、講習を受けるのでD級更新の講習は受けなくても良い)

講習会はジャッジ資格取得後も定期的に受ける必要がありますが、最新のジャッジシステムに関する説明等、非常に有意義な内容となっています。

僕が受けた際は「4人ヒート時の優先権」に関しての説明がありました。2人ヒート同様4人ヒートの際にも各選手に優先順位がつくというものでした。

あと、会場が全国で5か所しかないので、交通費は結構かかってしまいますね。

実際のジャッジ業務

僕はNSA公認ジャッジのD級を取得しており、パネルジャッジとしてローカルコンテストのパネルジャッジを3大会経験しました。

最初は福岡の大会で3ポイントに分かれて行う大規模な大会、長崎でのショップコンテスト的な小規模な大会、佐賀で行われるショップコンテストですが3ポイントで別れて行う大規模な大会です。

いずれも、1ポイントでヘッドジャッジ1名、パネルジャッジ4名体制でした。パネルジャッジは3名が常に採点しており、1名は交代要員です。

サーフィンコンテストは朝が早いので、大体6時集合の15時終わり位の拘束でした。

ローカルコンテストの場合、ほとんどが1ヒート4名で試合時間は12分程度です。最初のヒートが始まると切れ目なくヒートが続いていくので結構ハードです。

ヒートの最初のライディングに対してヘッドジャッジがヒート中のライディングの基準となる点数を決め、その後はその最初のライディングについた得点を基準に採点していきます。ヘッドジャッジ自体は採点しないのですが、各ライディングでパネルジャッジが付けた得点を随時確認して、採点にブレがあるパネルジャッジがいれば修正を提案します。あくまで採点するのはパネルジャッジなのですが、3人のジャッジで得点の幅がありすぎると問題があるのでそれを是正する感じです。

ヘッドジャッジは交代要員がいないので、かなりハードだと思います。選手から得点に関するクレームがあっても対応するのはヘッドジャッジです。

ちなみにパネルジャッジはヒート毎にジャッジペーパーへ採点を記入するのですが、ジャッジ名はアルファベットで記入するので選手はジャッジペーパーからパネルジャッジを特定する事はできません。

ジャッジ業務をフルタイムで行うと、対価がいただけます。金額は一般的なバイトの日給よりやや良い程度ではないでしょうか?

交通費は自腹(遠い地域の方は別途考慮してもらえるようです)、昼食の弁当付きです。

あと、大会の参加賞のTシャツが貰えます。通常、選手と区別するためにジャッジや運営関係者は色違いだったりします。結構特別感あって良いです。

大変な事は、福岡・佐賀でのコンテストシーズンは冬なので普通に寒いです。

当然座りっぱなしですし、ジャッジブースは見晴らしが良いイコール風通しが良いです(笑)

あと、クラスごとにサーファーのレベルもまちまちなので、キッズクラスなどはライディングの僅かな違いに点数付けていかないと順位付けが難しくなります。

同時に複数の選手がライディングすると即座に点数付けなくてはいけないので大変です。

あと、時間帯によっては逆光でゼッケンが見えづらい事もあります。(通常ゼッケンは赤・青・黄色・白となります)

ジャッジ資格取得5つのメリット

まだ、3試合しか経験していませんがジャッジ資格を取得してよかったことは以下の5点です。

  • サーフィンの上達の手助けとなる
  • コンテストでスコアをだすヒントがある
  • コンテストを違った角度から楽しめる
  • ローカルコンテストの大会運営に参加できる
  • ジャッジに対する対価をもらえる

サーフィンの上達の手助けとなる

僕も長年自分でコンテストに参加することは興味なかったのですが、ジャッジの資格を取得してからは選手側としても参加してみよう思うようになりました。

やはり上手になるためには、コンテストで評価されるようなライディングを目指す事は重要だと思います。学生時代の部活ではないですが、やはり大会に向けて頑張る的な事は上達する上では欠かせないと思います。

コンテストでスコアをだすヒントがある

 ジャッジ資格取得の際のテキストを勉強し、ジャッジがどのようなライディングに高得点を付けるかを勉強するので、それを実践できれば当然コンテストでも勝ち上がることができます。(実際それができれば苦労しないのですが)

ジャッジを行っていて一番思ったことは、たとえロングライディングしても技を入れなければジャッジは評価しません。極端にいうとたとえ200mのロングライディングをしても、その間に技が入っていなければ、50mのライディングでしかも、アクションを入れて失敗したとしても後者のほうが評価される場合さえあります。

コンテストを違った角度から楽しめる

プロの大会などを観戦する際も、実際に自分がジャッジする感覚で見ると今までとは違った見方ができます。

試合の流れもあるので、コンテストのダイジェストを見るよりも、実際にライブ映像で観戦する様になりますね。

あと、やっぱりプロのコンテストを観戦する際、彼らが1本のライディングで高得点が出るように様々なバリエーションの技をかけるのをジャッジ目線から

ローカルコンテストの大会運営に参加できる

通常、ジャッジは各地のショップ関係者が公認ジャッジの資格をもっており、その方達と知り合えるのは貴重な体験です。また、大会運営関係者が着るTシャツを着ていると若干優越感もありますね(笑)

ジャッジに対する対価をもらえる

これも結構重要ですよね。他の人のライディングを見て勉強し、そのライディングに関する説明をヘッドジャッジから聞いて勉強し、金銭ももらえるのは嬉しいですね。

僕の場合、まだ経験が浅いので即座に採点するのも大変で結構気も使うし、ずっと座りっぱなしなので正直大変ではありますが。

まとめ

ジャッジの資格試験の際、講師の方から「公認ジャッジ資格取得した際は、是非コンテストでジャッジとして大会運営に参加して下さい」という説明があったのですが、参加したローカルコンテストでも結構ジャッジの数は不足しているようでした。

NSA公認ジャッジの資格を取得することにより、自分のサーフィンに関する考えや、他人のライディングの見方、プロの大会の観戦する際の見方等の様々な良い点があると思います。

例えば、子供さんがサーフィンをやっているお父さんやお母さん、彼氏がサーファーの女性などがジャッジの資格を取得するのもありだと思います。

(資格試験の対象として「20歳以上のサーフィンやボディーボード経験者」とあるのでサーフィン未経験者がジャッジ資格を取得することに関する見解は微妙ですが)

もし興味があれば近くのNSA協力店に相談してみて下さい。

地元のサーフコミュニティに参加する一つのきっかけになると思います。

ジャッジ目線でのサーフコンテスト必勝法
ジャッジ目線でコンテストではどの様なライディングに高得点が与えられるのかをまとめてみました。ジャッジングを勉強することで東京オリンピックでのサーフィン観戦時にも役に立つと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました